Realism work & 3D work 写実と立体
アマガエル 体を覆う粘液は、細菌などから皮膚を守るための毒。 人間の目に直接入れば、失明するほどの強さ。 しかし、ヒゲを剃った後の消毒用ローションとして、コイ類には重宝がられている。
フクロウ 夜市で、梟印の膏薬を買った。 首筋に貼ると、頭が360度回せるようになり、肩こりに劇的に効いた。 腰に貼ったことはない。
イタチ 人間のあいだに上手に住んでいる。 そのひょろりとした体で、水道管などから人家に侵入し、食料などを調達して行く(蛇口をひねったら、イタチがひょろんと……)。 お風呂上がりに食べようと思ったアイスクリームが冷凍庫から消えていたりするのは、イタチの仕業。
ニホンウサギコウモリ 翼は掌が大きくなったもの。指の力は強いが、 膜が邪魔で楽器は苦手。しかし聴音は大得意。 この大きな耳で、月のため息を聞きつけ、慰めに飛んで行くこともある。 鳥ではないので、宇宙空間も飛行可能である。
キヌガサタケ その優美な姿とは裏腹に、糞臭がする。 臭いのする粘液を洗い流して、食用とされる。 特に美味なのは「カエルのしっぽのしゃきしゃきキヌガサタケ巻き」や「キヌガサタケとネズミの卵のフワフワかき玉スープ」など。
ニホンザル 現在の所、虹に登れるのは猿だけである。 時折、体毛に虹の色が移ってしまった猿を見かける。 紫色に染まった猿が集まって、なにやらヒソヒソ相談している。
オオルリ 姿だけでなく、鳴き声も美しい。 尾羽を泉の水に浸しておくと、その声が宿った青インクができる。 それで書いた恋文は、オオルリの声で文章を歌い上げ、相手の心を惹きつけずにはおかない。
キツネ 美女に化ける。 美人で、スタイルがよくて、賢くて、才能があって、健康で、スポーツもできて、声がすずやかで、センスがあって、料理や掃除が得意で、性格がよい…… ……などというのは、キツネの化けたのである。
シカ 体に白い斑点があるのは、春から秋までの間である。 木枯らしが吹くと斑点は吹き飛ばされ、空に上がって雪になる。 風花はこの斑点であることが多い。
ギンヤンマ 宝石に匹敵する美しさ。 進化上、昆虫がどうやって発生したかには諸説あるが、 ギンヤンマの場合、クレオパトラが絶命したときに、胸元のペンダントに羽が生えて飛びたったもの、 というのが最有力な説である。
Flowers, metamorphosed from creatures in woods
Yoko realistically draw the creatures in CG, printed out them, then cut away them and made the flowers.
森の生きものが花になったら
森の生きものをCGで描き、プリントアウトし、切り抜いて、花に組み立てました。
African natural life stamps
Yoko has made this for "The stamps exhibition".
アフリカの生きもの切手
ギャラリーホック(大阪)の「切手展」のために制作しました。
シマウマ
フラミンゴ
ゾウ
キリン
ミーアキャット
80円シート
モルフォ蝶
シロサイ
インパラ
クロコダイル
ライオン
50円シート